エギングで避けられないエギ(餌木)の根掛かりとロスト対策について

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エギングとエギ

 

エギングは生エサを準備する必要が無いので手軽に海へ行けるのが大きな魅力。

フカセ釣りなど撒き餌が必要な釣りは、時化たりして釣りができなかった場合、処分しなければいけなかったり、車の中が生臭くなったりしてちょいと面倒ですが、エギングは餌木(エギ)と呼ばれる擬似餌のルアーが餌代わりとなりますので、とても気楽で良いものです。

このようなメリットがエギングが人気の一つと言えるでしょう。

 

 

 

 

避けられないエギのロスト

 

 

 

エギは標準的な物で1ヶ700円から1,300円ぐらいしますので、海底に根掛かりしてロストした場合はとても痛いもの。

 

何杯も釣りあげたエギであれば仕方ないなとも思いますが、おろしたてで1杯も釣れていないエギをロストしようものならかなり凹みます。

 

それも1回の釣行で数多くロストしてしまうとキツイものです。私は1回の釣行で確か5ヶロストした事が一番多いロスト数ですが、今までたくさんのエギンガーの方に聞いた中では1回の釣行で16ヶロストした事があると言われた方が最高でした。

 

そのエギンガーの方はテクニシャンで素晴らしい釣果実績が有る方ですが根が荒い場所で集中的にアオリイカを攻めるとそのぐらいの多量ロストもあるのでしょう。

 

私だったら10ヶ超えたところで戦意喪失しそうですけど …

 

釣友もエギ墓場と呼ばれる根が荒くアオリイカが好むポイントをよく攻めておられますが、リスクが高い分コンスタントに、いい釣果をあげられています。

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年間のロスト数

 

ちなみに、自分の1年間のエギロスト数はどのくらいだろうか?と思い平成26年の1月から12月までの1年間記録をとったところ釣行回数26回で合計27ヶのロストとなりました。

 

特に春は出撃回数も多く私はボトムをネチネチ攻める傾向があるのでロストが目立っていました。ロスト数は個人の釣行回数やポイントなどの違いで変わってくるので個人差が出てきます。

 

 

ロストのリスクを減らすには

 

ロストをしやすいポイントは根が荒いことはもちろんですが、根掛かりの原因となる海底の障害物の把握が十分で無いことも大きいものです。やはり海底の状況を掴むことは大事だと感じます。

 

根掛かりしにくい様にエギのカンナの底に近い部分を内側に曲げたり、その部分をカットしたりもしていましたが結局フォールする姿勢のバランスが微妙に崩れる気がして加工する事も無くなりました。

 

根掛かりはカンナよりもだいたいエギのシンカーの部分や頭が岩と岩の隙間に挟まったりする場合が多くエギの回収は困難となります。

 

よく、エギが根掛かりした場合、リールのドラグをガチガチに締めたままロッドを強くしゃくって外そうとする方を見かけますが、ロッドが折れる原因になりますので、このやり方はやめた方が良いですね。

 

ラインにテンションをかけ瞬間的に緩めたりとか色々と工夫しても外れない場合は、最終的にロストを覚悟の上で、ドラグを締めて手元のラインをグローブに巻きつけ後方に下がります。

 

運が良ければエギは外れますが、ほとんどはリーダーとスナップの結び目で切れてしまいます。

 

だらだらと無駄な時間をロスするよりも諦めることも仕方ないことですね。

 

私の場合ロストするときは集中力が落ちた時に発生しやすいので、集中力を保つためにも適度な休憩が大切と感じます。

 

 

まとめ

 

エギのロストは海底でゴミとなりますし、ロストしたエギをイカが抱いてイカが犠牲になることもあるでしょう。ロストは何一つ良いことはありません。

ダイバーさんなどボランティアで海底のゴミを回収したり活動されていたりしますが、この課題はエギなど釣具の価格にコストを上乗せしてでも釣り業界が団結して何らかの対応をとる必要があると個人的には思っています。

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    名前:中島 英樹 国内トップレベルの閲覧数を誇る“THEエギング烏賊追い人のブログ”を運営するエギングブロガー。佐賀県在住で長崎県の平戸をホームに一年中アオリイカをメインに追っている。座右の銘は「狭き門より入れ」家庭では妻・一男二女の父。夢は子や孫と国境で待ち合わせる旅をすること。1967年3月生まれでビールと烏賊が大好物。